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学名:Oncorhynchus keta
英名:chum salmon,chum,dog salmon
「サケ」「シャケ」「アキアジ(秋味)」と呼ばれる、最もポピュラーなサケ。日本の河川に遡上するサケは、ほとんどが人工的にふ化放流されたものです。


■シロザケと呼ばれることもある。銀白色の体で、明瞭な黒点がなく、尾鰭は黒くて銀白色の放射状線がはいるのが特徴。産卵期になって川に遡上するときには、体は黒ずみ、まだら模様が不規則にはいる独特の婚姻色になり、俗に「ぶな」と呼ばれる。雄は「鼻曲がり」になる。産卵は秋から冬にかけて河川の中・下流で行われ、産卵後は死ぬ。ふ化した稚魚は泳げるようになると川を降り、海に入る。ふつう海中生活は4年ほどで、北太平洋を大回遊しているようだ。
■春から初夏にかけて沿岸近くに回遊してきたものは、ときしらず・時不知、と呼ばれ、脂がよくのって美味しく珍重される。母川に回帰前の未成熟個体を、けいじ・鮭児、といい、エサを求めて回遊中に、産卵するため日本へ帰るサケの集団に混ざって沿岸で漁獲され、1万匹に1本と言われ大変珍重される。産卵のために、秋に沿岸に回遊してきたものは、あきあじ・秋味と呼ばれ、脂肪も多く、美味しいので喜ばれる。遡上がはじまると雌の卵巣を、筋子やいくらとして珍重するだけで、身に商品価値はなくなる。
「めじか」は、本州の河川に戻る途中のサケが、手前の北海道・東北沿岸で漁獲されたもので、1000匹に1本と言われている。
■ほかのサケ科魚類にくらべ脂肪分が少ないので海外では評価されないが、そのぶん加工品に向き、日本の塩鮭は、ほとんどが本種であった。いまは、さまざまなサケ科魚類が輸入され、使われている。
■川の中は、一部の試みをのぞいて釣りはできないが、河口から離れた海岸や、沖合での釣りは盛んだ。しかし海岸など、場所取りが大変で、大騒ぎになり、困ったものである。
■斜里町立知床博物館編「知床の魚類」に「シロザケのオスとメスの見分け方」として,以下の違いが記されている。

■雄
脂鰭が大きい
尾鰭の後端の形がひらがなの「く」の字型
臀鰭の外縁は直線的
頭が大きい
鼻先(吻)が長い
歯が大きい
お腹が細い
頭の輪郭は直線的

■雌
脂鰭が小さい
尾鰭の後端の形が丸く弧を描く
臀鰭の外縁は湾曲している
頭が小さい
鼻先(吻)が短い
歯が小さい
お腹が太い
頭の輪郭は丸みがある


■Chum salmon 英名 (チャムサーモン。フィッシュベースによるサケの英名)
■Salmon 英語 (サケ科の英語)
■鮭 漢字 (サケ科の漢字)
■あきあじ・秋味 北海道 (北海道でサケ、秋に産卵のために沿岸に回遊してきたもの)
■けいじ・鮭児 北海道 (北海道でサケ、母川回帰まえの未成熟のもの)
■しゃけ 各地 (日本各地でサケ)
■しろざけ・白鮭 各地 (日本各地でサケ)
■ときしらず・時不知 北海道 (北海道でサケ、春から初夏に沿岸に回遊してきたもの)

                                             WEB魚図鑑より

←常呂漁港にて。釣り人:hiroさん。 スプーンにヒット。

←問牧漁港南海岸にて。釣り人:たに@管理人 ぶっこみ釣りにてゲット。

←苫小牧錦多峰川河口にて。釣り人:たに@管理人 ウキルアーで。