前記事に引き続き、南富良野町もイトウ保護条例提案に踏切る模様。
空知川~金山湖においてイトウの釣りの自粛を求めるとの事。

以下2009年3月16日の北海道新聞からです。(※リンク切れが予想されるので原文を載せました)

イトウ保護条例提案へ 南富良野町 釣り自粛要請(03/16 07:26)

【南富良野】上川管内南富良野町は町内の空知川に生息する絶滅危惧(きぐ)種の大型魚、イトウを保護するため、「イトウ保護管理条例」案を十七日にも町議会に提案する。当初、部分禁漁や罰則を含む内容だったが、漁業法などの関係で町独自の規制が難しく、釣り人に「自粛」を求める条例案となった。

 同町は空知川の上流域にあり、金山ダム湖一帯にイトウが生息。源流部は世界有数の繁殖地となっている。イトウの法的な捕獲規制は現在、漁業権によるもの以外はない。イトウ保護連絡協議会(事務局・東京)によると「イトウはもちろん、一魚種を対象にした保護条例はおそらく全国初」という。

 条例案はイトウを「多様な自然の象徴」と位置づけ、「適正な保護管理を図り、生物多様性の保全と活力あるまちづくりの推進」を目的とする。具体的には、産卵場となる上流部などを保護区として「採捕自粛」、それ以外の場所では釣った後に放流するよう釣り人に協力を求める。生息調査や審議会設置も盛り込んだ。

 当初は「区域や期間を指定して採捕禁止」の規定があり、五万円以下の罰則もあったが、道から「漁業法などに抵触するおそれがある」と指摘を受け、禁漁や採捕数制限部分をいずれも「自粛」に変更。罰則も削除した。